いつも当ブログをご覧頂きありがとうございます。
今回は、久しぶりに歌舞伎町編の記事になります。
一番最初の記事で自己紹介させていただきましたが、僕は歌舞伎町で約7年ホスト業界に身を置いていました。
代表になり、面接をする側になって感じた事、実際に入店してホストを始めて売れる(稼げる人)、売れない人(稼げない人)を見る中で共通点がありました。
今回のタイトルは、「稼げない人の共通点」となっていますがホストの世界を離れてみて、これは歌舞伎町だけではなく、どんなジャンルにも共通する共通点である事だと認識しましたので記事にする事に決めました。
まず誰しも、「ホスト」という職業を選択する時点で「稼ぎたい」という気持ちがある人しか基本的に入ってきません。
しかし、歌舞伎町で売れる人はほんの一握りです。
大半が売れる事なく、思い描いていたお給料を貰えずに去っていきます。
実際、離職率も高くどのグループも年間を通して色々な工夫を施して求人を出しています。
僕は、売れたのかというと自分ではわかりませんが、大きく歌舞伎町の看板に載せて頂いたり、雑誌などにも載り、ホスト時代後半は店舗NO.1を獲得し続けて引退しました。
当時、後輩から「どうしたら売れますか?」と聞かれる事が多かったです。
僕は、一人一人に合わせて答えていましたがその中で共通点を見つけました。
ホストをしていると、女心がわからないと売れないというのは事実ですが、極端な事を言うと女心がわからなくても良いんです。
みんな、そこを気にするあまりLINEの返事や、店外頑張ろう(※店外=ホストが営業時間外でお客様と外で会う事)という思考になります。
しかし、お客様との連絡や店外、アフターを頑張っても売れない人がいます。
その理由は、【自分に投資出来ていない人】です。
今回の共通点の答えですが【自己投資】です。
稼げる人は自己投資出来ている人間、稼げない人は自己投資出来ていない人間なのです。
例えば、お客様との連絡や店外を頑張っているのに売れない人は髪色がプリンであったり、服装がいつも同じジャケットやパーカー、靴がいつも同じで汚いなどあげだしたらキリが無いくらいあります。
印象というのは、対人間では絶対に大事になります。
ミーティングをしている時も気づくことがあります。
ナンバーに入っているホストは、しっかりヘアメイクをしてメモ帳やボールペンがブランドものであり、メモ帳の中身も綺麗でわかりやすく書かれています。
逆にナンバーに入ってないホストは、ヘアメイクが雑で、メモ帳やボールペンはコンビニなどで買ったものでメモ帳の中身はメモを取っていない人間、もしくは字が汚く読み返せないメモである事が多かったです。
ホストでいうヘアメイクとは髪のセットや化粧ですが、自分という商品で稼ごうとしているのに第一印象で大事なヘアセットをヘアメイク代がもったいないなどという理由でしないのはあり得ない事です。
僕はいつもヘアセットが適当な人間にはこう言っていました。
「ヘアメイクはだいたい1回1500~2000円くらい。店休日以外、1ヵ月毎日ヘアメイクに行くと4万~5万かかるけど、もし初回で1ヵ月に100万円使ってくれるお客様が来たとして、ちゃんとヘアメイクしていれば君を指名してくれたのに目先の出費を拒んた事で、別のホストに指名負けたら悔しくない?」
出勤する時は、少しもサボってはいけないという事を教えていました。
稼げない人は、お金が無い分少しのお金が出ていく事も拒みます。
しかし、ヘアメイクを行かずに浮いたそのお金はタバコや日々の無駄使いで残りません。
逆に、毎日しっかり身なりを整えて出勤しているホストはいつ良いお客様が来ても万全な状態で接客出来る分指名もバンバン入り売上を上げていきます。
先ほどの話はたとえ話で、目先の約5万をケチって100万円を逃すか、ケチらずに更なるお金を生み出せるかというお話です。
稼げる人はお金を投資する所をわかっている人間が多かったです。
ホスト時代、僕は髪が長かったので日々使うヘアアイロンやドライヤーも高いお金を払ってでも良い物を使っていました。
これも立派な自己投資ですね。
今稼げていなく、自分の身なりの事は後回しにしている人は、まず自分に投資してみてはいかがでしょうか?
清潔感が無いのであれば散髪や、いつも同じ服や靴なのであれば新しく買い替えてみるなど些細な事からでも良いと思います。
今回の記事は、ここまでとなります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回も、お楽しみに!