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歌舞伎町編の記事4つ目となります。
今回は、「飛ぶ人の共通点」というテーマです。
前回の記事でも書きましたが、ホストという職業は飛ぶ人が多い職業です。
「飛ぶ」とは、無断欠勤のまま消えることです。
もちろん一般の社員やアルバイトでもいるかと思います。
どんな仕事でも離職というのはありますが、正式に辞職するのとは訳が違います。
今回は、歌舞伎町という街で飛んでいった人の共通点を書いていきます。
基本的に入店する際に変な条件や契約を交わしていない限りは「辞めます。」と言えば辞めれます。
「ホスト」や水商売の仕事だと、簡単に辞めさせてもらえないんじゃないか?というイメージ持つ人も多いかと思いますが辞めれます。
もちろん事前にお店や代表に辞める事を伝えた上で、「じゃあ来月の締日でラストにしようか。」などと決まります。
僕が代表の時にも色々な理由で退店したいという従業員がいましたが、上記のような話し合いの元、退店日を決めていました。
退店理由として一番多いのは、「売れないから」です。
お客様から指名がもらえない、売上が上がらない、後輩に売上が抜かれて病んでしまうが凄く多く感じました。
中には、家庭の事情や地元に帰らないといけなくなってしまった等もありました。
話し合いで、励まして留まる人もいましたが、やはり「何としても売れるんだ」という強い気持ちを持って頑張っていないと、その後上手くいくことは無いです。
ホストという仕事は、ただ長く続けていれば売れるであったり、続けていれば偉い役職をもらえるという事は無いです。
なので、やる気が無くなってしまっている従業員をむやみに引き留めても周りにネガティブな感情が伝染してしまい、周りに流されやすい人は「俺も辞めようかな。」となってしまい負の連鎖を起こします。
僕は無理に引き留めたりはしていなかったです。
今回のテーマ「飛ぶ人」というのは相談無しで無断欠勤する人です。
こういう人たちは、辞めたい理由が「売れない」「売上が後輩に抜かれてキツい」という現実が恥ずかしくて言い出せないのです。
そのため、急に音信不通になり姿をくらませるのです。
ホストという職業で、飛ぶ人の共通点とは「現実を見て辛くなる人」「簡単に稼げると思ってなめていた人」が多いです。
前回の記事にも共通しますが、逃げる事ほど恥ずかしい事はありません。
「飛ぶ」という行為は、「自分の負けを認める事」になるのでどんな仕事でも自分がやりたくて入った仕事なのであれば逃げ出すのは辞めましょう。
そして肝心なのは、周りに流されない精神力です。
辛いからといって楽な道に逃げない「ブレない強さ」を持つことが成功へのカギだと思います。
人間誰しも辛い時はあります。
辛い時は休憩も大事なのでその時は信頼出来る人に相談してみてから決めてみてはどうでしょうか?
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回のテーマは「ホストをしていて気をつけていた事」について書きます。