FXは大きく分けると国内FXと海外FXに分けることができます。
FXトレーダーの大半は、国内FXを使っていますし、これからFXを始めようと思っている方も、国内FX業者で始めようと思っている方が多いでしょう。
そこで今回は、国内FXのメリットやデメリットについて説明をします。
わかりやすく説明をしますのでぜひ最後まで読んでくださいね。
Contents
国内FXのメリットは6つ！
- 安心感が高い!
- 国内FX業者が破綻しても100%資金は保証される！
- 税金は一律20.315%!
- スプレッドが狭い！
- 入出金が簡単にできる!
- レバレッジが高すぎない！
国内FXのメリットについてわかりやすく説明をしますね。
安心感が高い!
国内FX業者は、テレビCMを行っている業者もありますし、インターネットで検索すれば様々な情報が出てきます。
一方、海外FX業者の多くは、国内FX業者に比べると決して知名度は高くありません。
名の知れた業者で取引することができることは、国内FXの大きなメリットでしょう。
国内FX業者が破綻しても100%資金は保証される！
国内FX業者は、信託保全が義務付けられています。
信託保全とは、万が一FX業者が破綻してしまった場合でも、投資家の資産を全額返却される仕組みのことです。
金融庁は、FX業者に信託保全を義務づけていますので、国内FX業者はすべて信託保全を取り入れています。
一方、海外FX業者は日本の金融庁の許可を得ないで営業している業者が多いので、信託保全を取り入れていない業者があるのです。
万が一、FX業者が破綻してしまっても、トレーダーの資産が守られることは国内FXの大きなメリットといえるでしょう。
税金は一律20.315%!
国内FXの税金は、一律20.315%です。どんなにFXで稼いでも、20.315%の税率が適用される事は国内FXの大きなメリットです。
なぜなら海外FXの場合、稼いだ利益によって税率が変わり、最大税率は50%にもなるからです。
大きな利益を上げても税金が20.315%で一律なことは国内FXの大きなメリットでしょう。
スプレッドが狭い！
国内FXは、海外FXに比べてスプレッドが非常に狭いです。
スプレッドとは、FXトレードにかかる手数料のようなものなので、スプレッドが狭ければ狭いほどコストをかけずに取引することができるということになります。
日本人に最も人気のある米ドル円の場合0.2銭程度のスプレッドで取引することが可能です。
特に、スキャルピングやデイトレードなど取引回数が多いトレードスタイルの場合スプレッドの狭さは非常に大きなメリットになります。
スプレッドが狭い事は国内FXの大きなメリットといえるでしょう。
入出金が簡単にできる!
国内FXは、入出金を非常に簡単に行うことができます。
入出金を簡単に行うことができる事は当たり前だと思うかもしれませんが、海外FXの場合、入出金を簡単に行うことができません。
海外FXの口座に入金や出金をする場合、入金や出金が反映するまで数日間かかることもありますし、手数料がかかることもあります。
一方、国内FXの場合、入金や出金は即時反映されますし、手数料がかかることもありません。
即時で入出金が反映され手数料がかからないことは国内FXの大きなメリットといえるでしょう。
レバレッジが高すぎない！
国内FX業者の最大レバレッジは25倍です。一方海外FX業者の場合、1000倍を超えるレバレッジを使うことができる業者もあります。
レバレッジが高ければ高いほど、資金効率が良い取引をすることができ、少ない投資資金でも大きな利益を出すことができる可能性がありますが、その分大きな損をしてしまう可能性があります。
レバレッジが高すぎる事は大きなメリットである一方、大きなデメリットにもなるのです。
国内FX業者の最大レバレッジは25倍と決して高すぎる水準ではないので、特にFX初心者の方にとっては大きなメリットになるのではないでしょうか?
国内FXのデメリットは2つ！
様々なメリットがある、国内FXですが、当然ですがデメリットもあります。
国内FXのデメリットについてわかりやすく説明をしますね。
追加証拠金が発生する可能性がある
国内FX業者はロスカットを採用しているので、相場が急変すると追加証拠金が発生する可能性があります。
ロスカットとは、証拠金がロスカットラインを下回ると強制決済される仕組みです。
ロスカットラインを下回ると強制決済されるのである程度投資家の資金が守られる仕組みになります。
しかし、このロスカットですが相場急変時には正常に発動されないことがあるのをご存知でしょうか?
例えば、コロナショックなどのように相場が短期間に急変すると、ロスカットラインに到達しても為替の動きが早すぎてロスカットラインで強制決済されずにロスカットラインのはるか下で強制決済されてしまうことがあるのです。
証拠金の範囲内で強制決済されればまだ良いですが、証拠金以上の損失が出てしまうこともあります。
もし証拠金以上の損失が出てしまった場合、FX会社に追加で入金をしなければなりません。
つまり、借金を負ってしまう可能性があるのです。
追加証拠金が発生する可能性がある事は国内FXの大きなデメリットといえるでしょう。
提示レートが若干不透明
国内FXの提示レートは、DD方式が採用されています。DD方式とは、ディーディングデスク方式のことです。
要は、マーケットからFX会社がレートをとってきてFX会社が顧客に提示するレートを決める方法のことになります。
業者が、顧客に提示するレートを決めるので若干不透明性が残るといわれています。
提示レートが若干不透明なことは国内FXの大きなデメリットでしょう。
まとめ
今回は、国内FXのメリットやデメリットについて説明をしました。
特にFX初心者の方の多くは国内FX業者を利用することになると思います。
ぜひ、今回の記事を参考にしていただき国内FXのメリットやデメリットについてしっかり理解していただければ幸いです。
