男性からDVを受けている女性や、ホスト通いで経済的にも精神的にも追い込まれている女性によく見られるのが、「苦しくても耐える」という状態です。
彼女たちは、決して良い環境ではないにもかかわらず、「期待してしまう」のです。
この記事では、そんな「DVやホスト通いが苦しくても耐えたり期待してしまう心理」について解説していきたいと思います。
もしも自分自身がそのような境遇であったり、友人や知人がそのような境遇である場合は、ぜひ参考にしていただければと思います。
Contents
DVやホスト通いが苦しくても耐えたり期待してしまう心理
一般的な感覚で考えると、恋愛で苦しく感じているのであれば別れてしまえば良いと思うものですが、実際には「苦しくても耐える」という女性が結構多くいたりします。
彼女たちはいったいなぜ耐えてしまうのでしょうか?
その心理を挙げていきましょう。
いつかわかってくれるという期待
DVを受けている女性の場合、「いつかわかってくれるはず」と思ったり、ホストに貢ぎ続ける女性も、「いつか私だけを見てくれる」というように、「期待してしまう」がゆえに我慢を続けてしまう傾向にあります。
自己肯定感の高い女性であれば、「もっと自分を愛してくれる男性がいるはず」と考え、すぐに離れる決断を下せるのですが、自己肯定感が低い女性の場合はいつまでも期待し続け我慢してしまう可能性が高いのです。
「我慢強い」という日本人の国民性ゆえ
満員電車に毎日揺られながら通勤したり、少ない休みで多くの仕事をこなさなければならない生活をしてきたことも理由の一つとなっているかもしれません。
「我慢することが美徳」とされているのが、日本なのです。
これは恋愛においても同じことが言えます。
外国などでは離婚頻度が日本よりも多く、「離婚調停」なども頻繁に行われていますが、日本では「本当は別れたいけど別れを決断できない」という女性が非常に多いのです。
DVを受けていて、本当は別れたほうが良いと分かっていたとしても我慢してしまう。
ホスト通いで貢がされていて離れるべきなのはわかっているのに我慢し続けてします。
そんな日本人の性質によって、我慢を続けてしまうということも多々あるのです。
悲劇のヒロイン体質であるから
女性の中には、男性との関係が良くない状況下において、「悲劇のヒロイン感覚」を感じてしまいなかなか抜け出せないタイプが存在します。
偶然悲劇のヒロインに似た境遇に陥ってしまう女性もいれば、そういった境遇を好みなぜか毎回そのような恋愛をしてしまう女性もいたりします。
しかし、悲劇のヒロインは漫画やアニメ、映画の中のキャラクターであるから美しく見えるのであって、現実世界ではシンプルに「不幸な人生を送っている女性」としか思われないのです。
幸福になりたいのであれば今すぐ我慢をやめよう
男性との恋愛において、幸福になれる絶対的な条件の一つが「愛されている」ということであり、「男性が女性ファーストな言動や行動をしてくれる」ことです。
DVを行う男性やホストで働く男性が相手である場合、その絶対的な条件を満たせていないことがほとんどであるはずです。
もちろん、本気で好きになってくれている場合は、DVをやめてしっかりと想ってくれるようになったり、ホストとして接することをやめたりすることもありますが、ある程度の期間(数ヶ月程度)経っても状況が変わらないのであれば我慢せずに切り替える必要があると言えるでしょう。
自分で「耐えられる限界」を設定しよう
好きになってしまうと、頭ではわかっていても正常な判断ができないものです。
苦しくても耐え続けてしまうことで、精神的に壊れてしまったり経済的に破綻してしまう状況は避けなければならないので、「耐えられる限界」をしっかりと設定しておくことが非常に重要です。
もしも他者から「そんな男やめたほうが良い」と説得されたとしても、「ちゃんと決断する期日を決めてるから安心して」と返すことができますし、その期日があることで精神的なストレスが軽減されるはずです。
ポイントは、「必ずその期日を守ること」
その期日を守れないということは、自ら幸福になることを放棄するのと同じであることを意味します。
しっかりと期日を守り、自分の人生を幸福にすることを忘れずに過ごすべきなのです。
まとめ
今回は、DVやホスト通いが苦しくても耐えたり期待してしまう心理について解説してきました。
- いつかわかってくれるという期待
- 「我慢強い」という日本人の国民性ゆえ
- 悲劇のヒロイン体質であるから
苦しくても耐えてしまう女性は、以上のような心理によって我慢してしまうということがお分かりいただけたかと思います。
恋に恋したり、恋は盲目という言葉があるので苦しくても耐えてしまうこともあるかと思いますが、しっかりと耐えられる限界を設定して壊れてしまわぬように心掛けましょう。