ネットには様々な掲示板が存在し、基本的に匿名で様々なコメントを掲載できる為、多くの人が日常的に利用しています。
そして、実はホストクラブなど「夜のお仕事」に特化した掲示板も存在するのです。
月間200万人が利用する「ホスラブ」という掲示板を筆頭に、いくつもの夜職の掲示板が運営されています。
雑談ができたり、ホストやキャバクラ、風俗系で掲示板が分かれていたりと、非常に利用しやすくなっています。
しかし、そんな夜職掲示板でも大きな問題となっているのが「掲示板へのコメントを叩いたり誹謗中傷を書き込む」という行為です。
こういった人たちはいったいなぜ掲示板で叩いたり誹謗中傷を書き込んでしまうのでしょうか?
この記事では、そんな「掲示板(「ホスラブ」etcの夜職掲示板の2ch)で叩いたり誹謗中傷を書き込む心理」について解説していきたいと思います。
Contents
掲示板のコメントを叩いたり誹謗中傷を書き込む心理
それでは実際に掲示板のコメントを叩いたり誹謗中傷を書き込む人の心理について挙げていきましょう。
嫉妬心
まずは「嫉妬心」が原因になっているという理由です。
おそらく誹謗中傷を書き込む人の多くはこの理由に該当するはずです。
「収入が低い」「外見に自信がない」「学歴が低い」「恋人がいない」といったコンプレックスを抱えている人は、掲示板のコメントに対して揚げ足を取ったりマウントを取りたがる傾向にあります。
しかし、誹謗中傷している本人は相手の心を傷つけている自覚がそれほどないケースが多く、どんどんエスカレートしていってしまうことが多いのです。
溜まったストレスのはけ口
現代はストレスを溜めやすい時代と言えますが、それは夜系の仕事をしている人も同じですし、ホストやキャバクラ、風俗を利用する人たちも同じです。
そんな溜まったはけ口を掲示板のコメントを叩いたり誹謗中傷することで解消している人も一定数存在するのです。
前記した「嫉妬心」が理由である人と同じように、匿名性であることや相手の顔が見えないという掲示板の特性ゆえに相手を傷つけているという自覚が湧かないことが多いと言えます。
自分の正義感を押し付ける
掲示板は、匿名性であるがゆえに書き込むコメントが過激なものになるケースが多かったりします。
中には、「それって人としてどうなの?」とか「なんでそんなねじ曲がった考えをしているの?」と疑問を抱く内容もあったりするものです。
そして、そんなコメントに対して罰を与えるかのように「正義感を押し付ける」人が一定数存在するのです。
助言程度であれば全く問題ないのですが、人格の否定や個人情報を特定して晒すような過激な人も少数ですがいたりします。
「自分のやっていることは正しいことだ」と思い込んでいる場合がほとんどなので、相手を深く傷つけてしまう可能性がある原因の一つと言えるでしょう。
いじめ体質
現実世界でも、立場的に弱い人を虐めて楽しむタイプの人は存在しますよね。
掲示板に関しても同じような人が存在し、掲示板のコメントを叩いたり誹謗中傷をすることで相手が委縮したり傷ついたりする様子を見て楽しんでいるのです。
自分の名前や顔が分からない状態で攻撃ができるので、リスクなくいじめが楽しめることから、どんな掲示板にも一定数このような人間が紛れているのも事実と言えるでしょう。
掲示板で最も怖いのは「集団心理」が働いてしまうこと
前記した4つの理由によって誹謗中傷などが飛び交い掲示板が荒れてしまうわけですが、最初からそのような人が大勢いるわけではありません。
何より問題と言えるのが、「集団心理」が働きやすいということです。
掲示板という特性上、多くの人の意見を簡単に把握することができ、集団心理が発動しやすくなってしまうのです。
集団心理とは、集団の中では個人の意見も多数派に同調しやすいという心理現象で、掲示板内で誹謗中傷しているコメントが多くなると自然と自分も同調してしまい加害者側に回ってしまうのです。
自分のコメントに対して大勢の人が叩いたり誹謗中傷のコメントをしてくると、どれだけ精神的に強い人でもかなり大きなダメージを受けてしまうものです。
更に、一度集団心理が発動してしまうとなかなかその流れを止めることができず、エスカレートしてしまうというのも大きな問題となる要因と言えるのです。
まとめ
今回は、掲示板(「ホスラブ」etcの夜職掲示板の2ch)で叩いたり誹謗中傷を書き込む心理について解説してきました。
- 嫉妬心
- 溜まったストレスのはけ口
- 自分の正義感を押し付ける
- いじめ体質
- 集団心理が働く
掲示板の誹謗中傷は、このような人間の心理によって生まれるということがおわかりいただけたかと思います。
もしも掲示板で叩かれたり誹謗中傷を受けた際は、感情的になり対抗するのではなく、スルーしたり掲示板から離れるといった方法が有効です。
また、自分自身が誹謗中傷をしているなと自覚しているのならば、相手の心を大きく傷つけているということを認識し改善するべきだと言えるでしょう。