ホストに興味を持っている人の中には、
「ホストっていつまで続けられるのかな」
という疑問を抱えている人もいるでしょう。
そこでこの記事では、ホストの寿命はどれくらいなのか、ホストを引退した人はどのような生活を送っているのかということについて、詳しく解説していきます。
Contents
【結論】ホストの寿命は驚くほど短い
結論から言ってしまうと、ホストの寿命は驚くほど短いです。
短い人であれば、数日や数週間で辞めてしまう人もいます。
また、ある程度ホストとして名を上げていたとしても、数年程度で辞めてしまう人もいるのです。
ホストの寿命が短い理由は?引退理由として多いものを紹介!
では、なぜホストの寿命は短くなりがちなのでしょうか。
引退理由として多いものを、いくつか紹介していきます。
体を壊す
ホストに限らず、水商売というのはお酒を飲んでなんぼの世界です。
しかし、あまりにも飲みすぎてしまうと、肝臓を壊してしまう可能性が高くなります。
肝臓を壊してしまい、お酒が飲めなくなってしまうと、今までのように稼げなくなってしまう事もあり、引退を決意するホストもいるのです。
とはいえ、ホスト全員が体を壊すというわけではありません。
自分の体をきちんと管理したり、いかにお酒を飲まないで売り上げを上げるかを考えたりできるホストは、体を壊すことなく仕事を続けられるのです。
思ったより売れない&稼げない
ホストというのは、実力主義の世界です。
つまり、売り上げを上げられないと給料もかなり少なくなってしまうという事です。
ホストと聞くと、
・お金持ち
・稼げる
というような華やかなイメージを持つかもしれません。
しかし、それは一部のホストの話で、売れないホストはアルバイト並みの給料しか稼げていないこともあるのです。
このような理想と現実のギャップに耐えることができず、引退をするホストもたくさんいます。
女性との関係に嫌気がさす
女性にモテる。
これは男のロマンですよね。
しかし、ホストを始めると、女性の黒い部分を知ることになります。
綺麗ごと抜きで話をすると、ホストというのは自分のお客さんとなる女性を離さないためにも、枕営業をすることもあります。
また、女性から依存されてしまい、毎日鬼のように連絡が来ることもあるのです。
ホストが元お客さんから刺されてしまったニュースも、まだ記憶に新しいでしょう。
このような女性との関係に嫌気がさして、引退を決意するホストも意外とたくさんいるのです。
お客さんと恋に落ちて引退
いくらお客さんであれ、女性は女性です。
場合によっては、お客さんとして接しているうちに、いつしか好きになってしまったというケースもあるのです。
ただ、自分の彼氏がホストであることを良く思わない女性も多いため、女性からの要望やその女性との将来を考えて、ホストを引退する人もいます。
年齢を重ねて引退
どれだけ売れているホストデモ、30代を超えてくると、20代の頃の人気をキープするのが難しくなってきます。
やはりホストは、女性に夢を与える仕事ですので、女性も若い男性に目が行きがちなのです。
また、年齢を重ねてきたことで、体力的にも自信がなくなり、引退する人もいるのです。
ホストを引退した人ってどんな生活を送っているの?
では、ホストを引退した人は、その後どのような生活を送っているのでしょうか。
ホストクラブの経営に回る
まずはホストクラブの経営に回るパターンです。
自分が培ってきたホストのノウハウを元に、自らホストクラブを立ち上げる人もいますし、自分が働いていたお店でプレイヤーではなく経営陣として活動している人もたくさんいます。
営業関係の仕事に再就職
ホストを引退した人の中には、そのトークスキルや接客スキルを活かして、営業職に回る人もいます。
営業も、実力主義社会ですので、売れば売るほど稼げます。
そのため、
「ホストを引退したとしても、ガッツリ稼ぎたい」
「自分の実力を試してみたい」
という人は、営業系の仕事に就くことが多いです。
その他飲食店、サービス業など一般的な仕事に就く
ホストを引退した後に、一般的な仕事に就く人も結構います。
例えば、
・飲食店
・サービス業
・サラリーマン
などです。
こう聞くと、
「意外と普通の仕事に転職する人もいるんだな」
と思う人もいるでしょう。
先ほども解説したように、ホストというのは完全実力主義ですので、売れなければ稼げません。
このシステムが合わなかったり、嫌気がさしたりして引退した人は、極力安全な路線を探す傾向にあるのです。
まとめ
ホストは、かなり夢がある仕事です。
自分の実力によっては、びっくりするくらいの金額を一晩で稼ぎ出すことも可能なのです。
しかし、決して甘い世界ではなく、数日から数週間で辞めてしまう人もいるのです。
そのため、これからホストを始めようとしているのであれば、できるだけ長くホストを続けるための努力をして、引退後の生活をイメージした上で挑戦してみることをおすすめします。