世の中には、「好きな男性の為ならば借金くらい平気でできる」という女性が意外と多くいるものです。
それは一般的な恋愛においてもあり得ますし、ホスト通いをする女性にもあり得ます。
一般的な感覚で言えば、「そもそも借金してまで貢いでいる時点で相手の男性は金づるとしか見ていないのでは?」と思うものですが、ハマってしまっている女性は客観的に物事を判断できなくなっているケースが多いので、途中でやめることができないのです。
こういった女性たちは、いったいなぜ借金をしてまでホストや好きな男性に貢ぎ続けてしまうのでしょうか?
この記事では、そんな「女性が借金してまでホストや好きな男性に貢ぐ心理」について解説していきたいと思います。
Contents
借金してまでホストや好きな男性に貢いでしまう心理
それでは、「借金してまでホストや好きな男性に貢いでしまう心理」を具体的に挙げていきましょう。
ホストクラブ内でのマウンティング
ホストクラブ内では、日々女性同士のマウンティングが激しく繰り広げられています。
大きなお金をホストクラブに支払うことこそ、他の女性客に対して優越感を感じられる唯一の手段となるのです。
しかし、そんな優越感を得るためには、それ相応の金額が必要となります。
必然的に、ホス狂いに陥ると一般的な職業の収入では確実にお金が足りなるのです。
そこで最初に悩むのが、「借金をするかキャバクラや風俗など夜の仕事をするか」という選択肢です。
ホストにハマっていない女性であれば、借金も夜の仕事もまず手を出さないのですが、マウンティングを続けるためにはどちらかを選択しなければならないのです。
後はその女性の価値観次第です。
夜の仕事をするくらいなら借金をしてホスト通いした方が良いと感じる女性もいれば、借金せずに夜の仕事で稼いでホストに通えば良いという女性もいます。
損切りができない
ホス狂いに陥った女性は、意外なことにホス狂いであることを自覚しているケースが多かったりします。
これは例えばホストではなく一般的な恋愛における男性への貢ぎ行為も当てはまります。
「ホス狂いだと自覚しているならばすぐにやめればいいのに」
他者からするとそんな風に思ったりしますよね。
しかし、ホス狂いや好きな男性へ貢いでいる女性たちは、自覚しながらも長期間貢ぐことをやめることができないことが多いのです。
多くの女性は借金をしてまでホスト通いを続けたり、好きな男性に貢ぎ続けてしまいます。
これは、「損切ができない」ことが原因となっている可能性が高いと言えます。
本当はやめるべきだと感じているものの、それまでに使った金額や労力を考えると後には引けなくなるのです。
「損をしたことを認めたくない」という心理によって、徐々に借金額を増やしていってしまうのです。
絶対に最後は自分を選んでくれると確信している
ホストに貢いでいるケースや一般的な恋愛において大好きな彼氏に貢いでしまっているケースの中には、その男性を「自分のものにしたい」という欲求が非常に強いことが原因となっていることがあります。
客観的に判断できる状態であれば、絶対に本命の彼氏になる可能性がないのですが、「恋は盲目」という言葉があるように、貢いでいる本人は自分の置かれている状況を冷静に理解することができません。
最終的には必ず自分を選んでくれるという根拠のない自信が心を支配していて、その目的を達成するまでどんどん借金額を増やしていってしまうのです。
貢ぐことをやめる(やめさせる)にはどうすればいい?
もしもホストや好きな男性に貢ぐことをやめたい場合や、家族や友人が貢いでいるのでやめさせたいと考えた場合は、以下のような方法を試してみましょう。
日々の収入と支出を書き出す
ある日を境に急に貢がない生活をすることは非常に困難だと思いますので、まずは自分の収入と支出をノートなどに書き込んでみましょう。
この支出には、もちろん「貢いだ金額」も記入します。
借金をしながら貢いでいるということは、確実にその収支表は大きなマイナスとなっているはずです。
1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と収支表を書き続け、自分の生活の大きな乱れを目で見て把握し続けることによって、少しずつ「これではまずい」という自覚が芽生えるはずです。
男性にお金を出してもらう体験をする(奢ってもらう)
男性の友人などとカフェや安めのレストランにでも出かけて奢ってもらうことを何度か試してみましょう。
自分が男性に貢いでばかりいる状態が続くと、無意識に「自分には価値がない」と思い込んでしまうものです。
男性の友人などに少額でも何度か奢ってもらうことで、「自分にも価値があるんだ」という自己肯定感が少しずつ芽生えていくはずです。
まとめ
今回は、女性が借金してまでホストや好きな男性に貢ぐ心理について解説してきました。
- ホストクラブ内でのマウンティング
- 損切りができない
- 絶対に最後は自分を選んでくれると確信している
借金してまで貢いでしまうのは、こういった心理が要因となっていることが多いのです。
返せない額まで膨れ上がる前に、貢ぐことをやめることが何より重要です。
日々の収入と支出を書き出して現状を客観的に見れるようにしたり、男性にお金を出してもらう(奢ってもらう)ことを体験するなどして、少しずつ貢ぐことから抜け出すべきだと言えるでしょう。