長引くニキビに悩んでいる人はたくさんいるでしょう。
ニキビができる原因は様々ですが、ストレスが原因になってしまう事もあるのです。
そこでこの記事では、なぜストレスが原因でニキビができるのか、ストレスと上手に向き合うためにはどうすればいいのかということについて、詳しく解説していきます。
Contents
ストレスでニキビができる理由は?
では早速、ストレスでニキビができる理由について、詳しく見ていきましょう。
バリア機能の低下
ストレスを感じると、自律神経が乱れます。
この自律神経の乱れが続くと、肌のバリア機能が低下してしまったり、ターンオーバーが正常に行われなくなってしまったりするのです。
このようなことから、ちょっとした刺激で肌が炎症を起こし、ニキビになってしまう事もあります。
過度な皮脂分泌
ストレスを感じると、男性ホルモンが増えます。
男性ホルモンが増えると、皮脂の分泌が過剰になってしまうのです。
そうすると、毛穴に皮脂が詰まってしまい、そこが炎症を起こしてニキビになってしまう事があります。
ニキビを予防するためのストレス発散方法は?
次に、ニキビを予防するためのストレス発散方法について、詳しく見ていきましょう。
運動をする
ストレス発散方法として有名なのは、運動です。
有酸素運動、あるいは無酸素運動をすることで、基礎代謝を向上させることができるため、蓄積したストレスを開放できるのです。
また、運動は肉体的な健康維持にも役立ちますので、ストレスの有無にかかわらず、毎日の習慣にしてみることをおすすめします。
自分の好きなことに熱中する
続いては、自分の好きなことに熱中するという方法です。
人によって熱中できることは違うと思いますが、
・ゲーム
・読書
・散歩
など何でも構いません。
このような熱中できることを見つけられると、ストレスが溜まってしまったとしても、適度に発散することができるため、ストレス性のニキビの発症率を下げることができるでしょう。
入浴をする
続いてはお風呂です。
お風呂に入ると体温が上がり、リラックス効果を得られます。
この時に大切なのが、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるという事です。
中には、お風呂の温度を熱めに設定してしまう人もいるのですが、熱めのお風呂に入ると脳が覚醒してしまうため、リラックス効果を得にくくなってしまうのです。
ファスティングをして、体内の毒素をデトックスする
ファスティングといって、3日間ほどプチ断食をして体内の毒素をデトックスして体の内側から綺麗になるという解決策もあります。
プチ断食する事で、胃や腸も休まり日々の体の負担が軽減されます。
ニキビを悪化させる、やってはいけないストレス発散方法
ストレスを発散する方法はたくさんありますが、中にはニキビを悪化させてしまう、やってはいけないストレス発散方法もあるのです。
では、具体的にどのような方法がNGなのか、詳しく見ていきましょう。
喫煙
まずはタバコです。
タバコを吸ってストレスを発散しようとする人はたくさんいますが、タバコにストレス発散効果はありません。
ニコチンの作用により、一時快楽を得ることはできますが、長くは続かないのです。
また、タバコを吸うとビタミンCが減ってしまいます。
ビタミンCというのは、バリア機能を向上させるために重要ですので、これを失ってしまうとニキビができやすくなってしまうのです。
暴飲暴食
続いては、暴飲暴食です。
ストレスが溜まると、ご飯やお菓子などを本能のままに食べてしまう人もいますよね。
しかし、これもにきびを誘発する行為なのです。
暴飲暴食をしてしまうと、胃が消化活動に追われることになり、疲弊してしまいます。
そうすると、皮脂の分泌が過剰になったり、ホルモンバランスが乱れたりしてしまいますので、ニキビがができやすくなるのです。
過度な飲酒
最後は、過度な飲酒です。
ストレスが溜まると、お酒をたらふく飲んでしまう人もいるのですが、これも絶対に辞めましょう。
特にニキビになりやすい体質の人は、お酒が持つアセトアルデヒドという成分のせいで、今あるニキビが悪化してしまう可能性が高くなるのです。
また、お酒をたらふく飲むと眠りが浅くなってしまう事もあり、これもにきびを誘発してしまうのです。
このようなことから、多少であれば問題ありませんが、過剰な飲酒は避けるようにしましょう。
まとめ
ストレスが蓄積してしまうと、ニキビができてしまう事があります。
特にニキビ体質の人は、ちょっとしたストレスでもバリア機能が低下し、皮脂の分泌が多くなってしまいやすいのです。
そのため、今回紹介したストレス発散方法を実践して、ストレスをため込まないようにすることをおすすめします。
とはいえ、逆ににきびを誘発してしまうストレス発散方法などもあります。
もし間違った方法でストレスを発散してしまっているのであれば、これを機に正しいストレス発散方法に切り替えていきましょう。