大人になると、様々なストレスと戦って生きていかなければなりません。
ただ、中にはストレス耐性が低い人もいて、少しのストレスで心を病んでしまったり、ストレスを上手く発散することが出来ず、自分の中に蓄積してしまったりする人もいるのです。
とはいえ、このストレスというのは、時に大きな病気を招くことがあります。
この記事では、ストレスはどんな病気を招いてしまうのか、防ぐ方法はないのかということについて、詳しく解説していきます。
Contents
ストレスが招く病気って何?
ストレスが招く病気というのは、1つではありません。
では、具体的にどのような病気の原因になるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
胃腸炎
まずは胃腸炎です。
これは、その名の通り胃や腸が炎症を起こしてしまう病気です。
胃腸炎になると、腹痛や下痢、場合によっては嘔吐などの症状が出てしまう事があります。
また、ストレスが原因で胃腸炎を発症すると、それが癖になってしまう事もあり、極度のストレスを感じる度に腹痛や下痢に悩まされることになってしまう場合もあるのです。
うつ
ストレスが原因で発症する病気の代表格は、うつです。
うつになってしまうと、メンタルが非常に不安定な状態になり、眠気やだるさなどを引き起こすこともあります。
また、うつになってしまった場合は、正常な精神状態に戻すまでに時間がかかってしまう事があるのです。
パニック障害
毎日たくさんのストレスにさらされ、そのストレスを上手に発散することが出来ずにいると、パニック障害を引き起こしてしまう事があります。
パニック障害がおこると、
・動悸
・めまい
・不安感
というような症状を発症することがあるのです。
蕁麻疹
ストレスが蓄積すると、蕁麻疹ができることもあります。
また、厄介なのが、ストレスが原因で引きおこる蕁麻疹は、原因がはっきりわからないケースが多いという事です。
また、一度蕁麻疹ができてしまうと、それが癖になってしまい、繰り返すようになることもあるのです。
そのため、ストレスが原因で蕁麻疹ができてしまった場合は、すぐに皮膚科を受診して、長い目で見て治療を続けていくことをおすすめします。
突発性難聴
いきなり耳が聞こえにくくなる突発性難聴も、ストレスが原因になる事が多いです。
また、この突発性難聴の原因というのは、今でもはっきりとわかっていませんが、ストレスや自律神経の乱れなどが原因になっている可能性が高いと考えられています。
自律神経失調症
ストレスというのは、自律神経を乱す原因にもなります。
これが悪化すると、自律神経失調症になってしまう可能性が高いです。
この病気を発症してしまうと、
・不眠症
・だるさ
・頭痛
・疲労感
などの症状に悩まされることになります。
病気を発症してからでは遅い!今すぐできるストレス発散方法
このように、ストレスをため込んでしまと、様々な病気の引き金になってしまうのです。
また、病気を発症してからストレスをどうにかしようとしても、手遅れになってしまう事もあります。
では、今すぐできるストレス発散方法とは一体何なのでしょうか。
入浴
まずは入浴です。
ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで、体を芯から温めることができます。
そのため、リラックス効果を得ることができ、ストレスを上手に発散できるようになるのです。
また、バスクリンやキャンドルなどを使って、自分だけの空間を作ってみることもおすすめです。
お風呂に入ってストレスを発散する癖をつけることができれば、少し嫌なことがあったとしても、お風呂をご褒美にすることで、乗り切れる可能性が高くなるのです。
運動
次は、運動です。
運動はストレスを発散できる代表的な方法です。
特に有酸素運動をすることで、基礎代謝を向上させることが出来るため、リフレッシュ効果を得られます。
また、自律神経を整えることにも繋がりますので、ストレスを上手に発散できるようになるでしょう。
生活リズムの改善
最後は、生活リズムの改善です。
中には、寝る時間や起きる時間がバラバラの人もいるでしょう。
ただ、毎日不規則な生活をしていると、それだけで体は無意識にストレスを感じるようになってしまいます。
このようなことから、出来るだけ毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きられるように訓練していくことをおすすめします。
そうすることで、体内時計を調整することができますので、無意識のうちに発生するストレスを軽減できるのです。
まとめ
ストレスをため込んでしまうと、様々な病気の発症リスクが高くなってしまいます。
また、一度発症してしまうと、癖になってしまう病気もありますので、完治するまでに時間がかかってしまう事もあるのです。
とはいえ、ストレスを0にすることは不可能です。
誰でも大なり小なりのストレスを抱えています。
しかし、それを上手に発散できるかできないかはその人次第ですので、少しでもストレス耐性が低いと感じているのであれば、今回紹介した方法を実践してみることをおすすめします。